5月中の出来事あれこれ
5月中にしたことを少し書いておく。
ただの備忘録。
ワイナリー行ってきた
GW中に山梨の勝沼にあるワイナリーに行ってきた。
行き先は丸藤ワイナリーさんで、
中央線の勝沼ぶどう郷駅からタクシーで10分程度のところにある。
蔵の中にワインの試飲・販売所がある。
ちょこっとずつ試飲をさせてもらいながら、幾つかあるものから赤と白をそれぞれ選択した。
ここのワインは甘過ぎず、酸っぱすぎず、香りも良くて飲みやすい。
今回は贈答目的だったのだけれど、自分用にも1本買ってしまった。
MTM05行ってきた
東工大の大岡山キャンパスで開催されたMTM05に行ってきた。
今回は友人2名をつれて5/22の初日のみの参加だった。
体育館内の熱気がすごくて大変だったが、前回以上に面白かった。
体育館内で行われていたプレゼンについては、もうすこし音響機材をなんとかした方が良いなと感じた。
それ以外では、そろそろ会場のキャパシティがきついなぁというところだろうか。
うまいこともう少し分散するか、もっと大きな会場を使わないと大変になってしまうだろう。
高専カンファまでの手順
今日いろいろとお話をして、今後のやり方を考えた。
書いておかないと忘れてしまうので書いておく。
前提としては、沼津の場合はきちんと話を通していかないと難しいということなので、
関係各所に依頼状を出して確認をしながら進めて行くという方法を取る形になります。
- 教官に高専カンファを紹介する(2010/05/02) ← New!
- 学生主事の教官から許可をもらう(たぶんGW明け)
- 学生主事や庶務課?の人に説明を行うかも
- 高専カンファの周知のためにポスター掲載の許可をもらう(依頼状の提出)
- ポスターを学内に掲載する
- 興味を持った学生をカンファレンスに参加させる(たぶん東京秋くらい)
- 興味を持った学生がカンファレンスやりたい!と言い出す
- カンファレンスのための事務手続き(依頼状の提出)
もしかしたら、学生主事の許可が出た段階でカンファレンス開催の依頼状を出せるかもしれない。
が、まぁそこはどういう反応が帰ってくるかわからないので、とりあえず上記のような手順を想定しておく。
高専カンファレンス in サレジオ
高専カンファレンス in サレジオの公式ページは↓
高専カンファレンス in サレジオ - 高専カンファレンス Wiki
当日のタイムテーブルがWikiのページ最下部あたりにPDFで添付されています。
いくつか思ったことを書いてみたいと思います。
良かった・面白かったこと。
悪かったこと
- みんなtwitterやりすぎ。下むいてキーボード叩き過ぎだよ。
- 現地までの道程案内用の写真とかあると良いかも。
- 現地周辺の飲食施設の案内が事前にあると良いかも。
- ホールの構造の問題なのだろうけれど、反響がききすぎていた。リハはやった方がいいかも。
- ust録画されていなかったらしい。後で感想書くときに見直したいので録画してもらえると助かります。
プログラマーズカフェナイト in 新宿見たよ
昨晩はust見てて仕事があまり進んでない・x・
まぁそれは良いとして、プログラマーズカフェナイト見ました。ustで。
カフェナイトはWeb系多いイメージだったのだけれど、koress projectの人が登場したり、
iPhoneでうでたて道場ってのを作った人が登場して面白かった。
仕事がなければ行けば良かったなぁと後悔したが後の祭り。
当日の内容の詳細は↓
http://blog.champierre.com/archives/892
ustは録画されているので録画も見れます。
http://www.ustream.tv/recorded/6377171
とりとめのない話
ブログに書くような話ではないなぁと思いつつも、自らの気持ちを少し整理するつもりで書いてみる。
先週末にわんくま勉強会のustを見ていたら突然電話が来た。
私には姉がいるのだが、その姉からの電話だった。
内容的には、「母が倒れて救急車で運ばれた。危険らしい。」ということだった。
母は糖尿病を患っており、あまり体調が良くないらしいことは知っていた。
いつか、こういう日が来るだろうことは予期してはいたのだが、まさかこんな時期になるとは思ってもみなかった。
叔母が母に付き添って病院にいるという話を聞いていたので、叔母に状態を尋ねてみた。
血糖値と血液の酸性度がかなり高いということと、呼吸障害と意識障害を起こしていることは把握できた。
どうも糖尿病性のケトアシドーシスではないかなというのが、電話越しに話を聞いた時の私の認識だった。
結果として、この推測は間違っていなかった。
最悪のケースもあるかなと思ったものの、その晩の電話では血糖値はだいぶ下がってきているという話があり、
なんとか小康状態というところまではきたらしかった。
結局、一晩空けて病院に行ってみるとある程度回復しつつある母の姿があったのであった。
そこからまだ数日は、病院で付き添いをしたりなんだりというのがあったのだが、まぁそこは良いだろう。
この出来事で考えなければならないのは、今後もこうした事態が起きない保証はないということと、
糖尿病による合併症の危険性が大きくなりつつあるのだろうなということである。
私はこうした予見される現実の問題に対してどうするべきなのだろうか?
世間一般的には親の面倒くらいみろと言われるのではないだろうか?
私は親の人生なんて背負いたくないし、自分が親だったとしてそんなことはしたくないという考えの人間である。
しかし現実的な問題としてそうも言っていられないのではないかという部分もある。
もう少し時間がたち、自分の生活の基盤ができれば・・・という気もするが、将来がどうなるかは判らない。
さて、私はどうするべきなのだろうか。
次までに答えを見出すことができるだろうか?それだけの時間があるのだろうか?わからないことだらけである。
飲みニケーションね
すっげー久々のエントリじゃんこれ。なんか自分だめじゃないのかなとか思ったけど気にしない気にしない。
本日のエントリの元ネタはこちら。→飲みニケーションは捨てたもんじゃない - GoTheDistance
私はお酒も割と好きな方だし、話をするのはそれほど苦じゃないのもあって飲みニケーション自体を否定するわけじゃない。
時にはお酒飲んでバカやってわーわー騒ぐことも必要なんだと思う。
田舎のお祭りのような閉鎖空間内で運命共同体的な感覚を共有するための通過儀礼が、方法論として有りうることを容認する。
従って特に先のエントリの主旨自体に反論があるわけではない。が、自分の社会経験を通じて若干違うなという感覚がある。
だれかの為になるとかそういうものではないし、所詮はタダの自己満足でしかないわけだが、せっかくブログという落書き帳があるので書いておきたいと思う。
気になる部分はここ。
自分のやりたいことをやるためには、多かれ少なかれリスクを取らないと出来ません。リスクをヘッジするのは誰でしょうか?あなたですか?いやいや、会社に所属している以上は上司じゃないですか、と。
飲みニケーションは捨てたもんじゃない - GoTheDistance
私の少ない会社員経験では、リスクヘッジやリスクテイクをきちんとしている人をほぼ見たことが無い。
一度だけ、そうしたことをしている人を見たことがあるが、おそらくあれはレアな一例なのだろう。
というのも後にも先にもその一例しか見たことがないからである。
多くの組織では、上司の上にも上司がおり、上司の上司がリスクテイクやリスクヘッジをしない人間であれば、
直属の上司がリスクテイクやリスクヘッジをすることはまずない。リスクマネジメントを行うインセンティブが働かないからである。
そんな中でいくらあなたの上司を大切にしろ!と叫んだところでなんの説得力もないのである。
私がこれまで一緒に仕事をした人のうち少なくない人に話をしているのは以下のようなことである。
- 現実に問題が起きた時の対応は現場の人間が行う(上司は判断こそすれ顧客に接しているのは担当者である)
- 責任をとる方法なんて存在しない(どんな方法をとったところで異を唱える人間は一定数存在する)
- 責任なんてそもそもとれない(無限責任に対する実効的な方法論は存在しないし、日本は有限責任以上を暗黙的に要求されることがある)
たかが数年の会社員経験しかない私個人の考えだが、おそらくほとんどの組織では所詮こんなもんなんじゃないのかなと思っている。
そのことに根拠はないのだが、考えを覆すだけの説得力のある数の事例を見たことが無いので、まぁたぶん少なからずそうなのだろう。
ミスを犯した時にはその月の給料は10%の減給だ!というような規定があり、きちんと運用している国内企業はあるのだろうか?
ちなみに、「上司じゃなかったら誰がいるんだよ!」という意見については、「一緒に仕事をしている人を大事にしろよ!」というのが私の答えです。
あなたの顧客や同僚との信頼関係の方が、何もしてくれない上司との関係よりもずっとずーっと大切ですよね?
日本の大企業の採用は意味分からん
はてぶでたまたま見かけたのだが、いろいろ思うところあったので書いてみる。
ちょっと煽りっぽく書いてありますが、ご容赦を。
元ネタは↓
キャノン株式会社の新卒採用活動及び大学院教育に関する見解について:文部科学省
いきなり精神論
教育歴に関わらず、全ての入社者に共通して求めている能力1. 三自の精神(弊社行動指針)
自発:何事にも自ら進んで積極的に行うこと。
自治:自分自身を管理すること。
自覚:自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識すること。
こういうの好きだよね。
指針をおくことは別に構わないと思うのだけれど、どうせ守れもしないし認識すらされない指針なんて何の意味があるのだろうか。
だいたいにして「何事にも自ら進んで積極的に行う」ことができる人間なんてまずいないだろう。
だからこそ企業として、従業員が「(自らの選択により)自ら進んで積極的に行う」ためのインセンティブを生み出す環境を作らないとまずいのではないのだろうか?
そしてそのために何ができるか、何を提供出来るかを示すべきだろう。
コミュニケーション能力(笑
2. コミュニケーション能力
自分の考えていることを相手に伝え、説得して、行動を起こさせる力。
チームワーク(人の和)を重視し、集団の中で自分も周りも活かすことができる力。
なんでもかんでも「コミュニケーション能力」なんて呼ぶのは止めよう。
ここに書かれていることを実現するのに必要なのは以下のようなものだ。
- 論理的思考
- 自分の考えていることを整理し、他人を説得するために必要となる論理の展開を構成する能力
- 文書作成
- 情報伝達の効率化と情報の劣化・錯綜を防ぐために必要な能力
- 話術
- 相手にnegativeな感情を抱かせずに交渉を勧めるために必要な能力
- 交渉術
- 事前の根回しや、個人ごとの性格を把握した上での交渉の段取りなどを行う能力
- 人脈
- 権利を行使可能な人物へreachするための人脈を構築する能力
- 信頼・人望
- 最重要。能力ではなく過去の積み重ねによって発生するもの
職務内容や職場環境によっては他にも必要なものはいっぱいあるだろう。
が、とりあえずぱっと思いつくものだけでも具体的に必要になるものをこうして挙げることができる。
『「コミュニケーション能力」が必要です!』なんて言うだけではわけがわからないままだ。
そしてここに書いたようなものすべてを新卒の学生に求めるのが、どれだけ非現実的か考えてみれば良い。
今の学生は、10年前や20年前に比べてはるかに複雑・多様化したシステムや技術・知識を学ぶ必要がある。
それには多くの時間が必要なはずである。にも関わらずさらに多くのものを押し付けることが現実的と言えるのだろうか?
私個人としては、こうした能力を育成するためのコストをもっと企業が払うべきであると考える。
基礎能力(笑
1. 修士号取得者(技術職)
研究者としての学問的な知識だけでは無く、製品開発・設計といった企業活動における実務の担い手として必要な「ものづくりの基礎能力(※)」を求めています。
※弊社では入社一年次に専門基礎研修として、専門技術分野(機械・電気等)毎に技術者として必要な基礎知識、実務教育を実施しています。
注釈の意味がよくわからない。
まぁ注釈はどうでも良いとして、「ものづくりの基礎能力」とは一体何か?
いわゆるメーカーの内部で行われるものづくりは、そのプロセスや手法を含めて具体的な技術についても基本的には機密扱いである。
そしてそれらはすべて、各メーカー独自の「文化」を内包している。
これらの情報は、提携している企業や、NDAを取り交わした相手への部分的な開示が行われることはある。
しかし、それ以外の(特に法的責任範囲の不明確な)集団・個人に対して開示されることはあまりない。
つまり、現行の企業の考え方を踏襲するならば、不特定多数の学生相手にそんなものが漏れたとしたら、企業としては大問題であるということになる。
こうした現実を踏まえたうえで、「ものづくりの基礎能力」を求めることがどういうことか?を考える必要が有る。
おそらく「ものづくりの基礎能力」とは、製品開発における開発手法や手順、機器の扱い方、法律や特許、
場合によっては生産設備の知識や保守の方法などの多岐にわたる雑多な知識のことなのだと思われる。
もしこの推測が妥当だとして、機密とされる情報が多いこれらに関する情報を、体系的に学生が学習することが可能だろうか?
私はとても可能だとは思えない。
大事なのはバランスではなく戦略では?
いずれにしても特定の時期に、特定の教育歴に偏って採用をするのではなく、経営の状況を鑑みながら弊社内の需要に基づくバランスの取れた採用活動を行うことが重要であると考えています。
需要をすべて満たすようなバランスでの採用を行います!ということだろうか?
つまり、人事戦略とは関係なしに社内の需給バランスによって採用活動を行います!ということで良いだろうか?
これはよくある人事戦略も人事権も持たない人事部というやつなのだろうか?まさかそんなばかな。
まとめ
細かく見るともっといろいろ書きたいことはあるのだけれど、げんなりしているところにいろいろ書くのは億劫なので省略。
このエントリで言いたいことは以下。
- 精神論ではなく具体的な方法論を!
- なんでもかんでも学生に求めすぎ!
- 無理なことを学生や大学に求めすぎてやしないか?
- その場凌ぎでがんばります!じゃだめだろ?
の4つでした。
これじゃぁ学生も学校の先生も、開発の現場にいる人間も、採用担当の人間もみんな疲れちゃうよなぁ。