高専カンファレンス in 沼津を終えて 前編
2010年12月18日に行われた「高専カンファレンス in 沼津」についてのエントリーです。
高専カンファレンスとの出会い
私が高専カンファレンスを知ったのは、@ITの記事でした。
第一回高専カンファレンスが行われるという記事(高専生のパワーの源とは? 第1回高専カンファレンス開催:「高専のことをぜひ知ってもらいたい」 - @IT)を見て、
こんなことしている人たちがいるんだなぁと思った記憶があります。
それからしばらくは生活の変化や仕事のこともあり、あまり高専カンファレンスのことを気に留めていませんでした。
そんなおり、今年の春先に都内のサレジオ高専でカンファレンスが開催されるとの情報を得ました。
サレジオ高専の近くに住んでいるということもあり、これは是非参加しようと思ったのが3月か、4月頭頃だったでしょうか。
人との出会い
高専カンファレンスで何より印象的だったのが人との出会いでした。
もちろん会場での発表も素晴らしいものでしたし、得られた知見にも大きな価値がありました。
ただ、それでもやはり私にとっては、出会いこそが何より大きな価値でした。
大日向さんや(@earth2001y)じゅーん(@june29)さんをはじめとして多くの方々にお会いして、
ごく短い時間でしたがお話をさせて頂きました。
どうして高専カンファレンスを始めたのか、開催するために必要なことは何かといったことなどを話すうちに、
あぁこの人達は本当に好きでやってるんだなぁと感じました。
これが私と高専カンファレンスの出会いでした。
高専カンファレンスに参加して得た物
- 勇気
- 大丈夫。自分を受け入れてくれる人・場所はある。
- 優しさ
- @june29さんの半分は優しさでできているんじゃないかと思う。
- わくわく
- 新しい人・知識・場所などのいろいろなものに出会えるわくわく。
- どきどき
- あの人と話してみたい!
もっといっぱいいっぱいいろいろなものをもらってるんだけど、言葉に表現するのは難しいですね。
どうやって書けばいいのかちょっとよくわかりません。
理由
なぜ高専カンファレンスをやるのか?いくつか理由があります。
- 楽しいから
- 楽しいを共有したいから
- 新しい風を呼び込むきっかけになって欲しいから
- 世界を知る窓を手に入れて欲しいから
はじめの二つは自分本位な理由です。
残りの二つは主に現役の学生に向けた理由になります。
実は高専を卒業してから2,3度ほど、「就職懇談会」というものを通して学生とお話をする機会がありました。
そこで強く感じたのは、高専という枠の外側の、リアルな世界や多様な価値観を知るべきだというものでした。
高専という環境はよくも悪くも箱庭です。箱庭から一歩外に踏み出して、「観る」ことをしないといけないなと思うのです。
開催の第一歩
サレジオでのカンファに参加した目的のひとつとして、私の母校である沼津高専での開催をしたいというものがありました。
サレジオでは前夜祭ということで「酔っぱラヂヲ(通称)」が行われました。
そのときに「沼津でもカンファやりたいんです」というお話をしたのが、沼津開催の第一歩でした。
サレジオでの体験が背中をおし、これはぜひ沼津でもやるべきだなと強く感じたのを覚えています。
その後、twitterで沼津高専の現役学生に仲間になってくれるよう呼びかけを行いました。
この時返事をくれた後輩ちゃんたちが、その後沼津での開催に尽力してくれることになるのです。
この時だれも反応してくれないでいたら、今回の沼津開催も水の泡となっていわけです。
一緒に開催まで突っ走ってくれたスタッフのみんなには本当に感謝しています。
後編へ続く