工学関係の学校へ入学する学生の数が減っているらしい
先週末、母校に顔をだしてきた。
そのとき教官から聞いた話では、
ここ数年入学希望者の数が減っており、
ある学科においては定員割れを起こすほどであるという。
以下続き。
工学の道を志す人間が減少した理由として
- 少子化
- エンジニアになっても儲からない
- 景気回復による工学部生の就職優位性の消失
などが主な理由なのではないかという話がでた。
また、IT関係(〜情報科のような)の学部・学科においては
- ITエンジニアの職務実態が世の中に認知されてきた
- LD(Livedoor)事件の影響
- コンピュータの大衆化
なども原因なのではないか?とのこと。
また、ある企業出身のある教官はこうも言っていた。
- 日本の企業(の一部)はエンジニアを大切にしない(長時間勤務や薄給)
- エンジニアに相応のインセンティブを与えなければ、エンジニアを志す若者が減るのは当然
日本の政治家や経営者は口先だけでは「日本はものづくり立国」のような事を言っているが、
本当に、ものづくり立国・技術立国をめざすのであれば、
若者がエンジニアを志せるようにしていかなければならないはずである。